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レヴュースタァライトのアニメの感想

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レヴュースタァライトのアニメの感想

タイトル:少女☆歌劇レヴュースタァライト
総評:☆4
 構成:☆4
 脚本:☆4
 演出:☆4
 作画:☆5
 声優:☆3
 個人的な好み:☆3.5


前々から友人らに視聴するよう勧められていた作品だったので、連休を利用して一気に見ることに。
Amazonで1話無料+(2~12)話×216円払って視聴。

全話通して観た感想としては、ある意味では予想していた通りだったが、かなり「丁寧な」作品だと感じた。
完全に個人のイメージだが、ブシロードという企業は潤沢に資金を持っていて、やろうと思えば割とどんな企画でもできる(実際にお金をかけるか、やるかどうかは別として)、という印象がある。そのブシロードがメイン(?)で企画しているメディアミックス作品とあらば、まあアニメもそこそこの作りになっているんじゃないかなあ、と視聴前は予想していた。実際見てみると全体として丁寧に作られている印象を受けた、特に作画はすごいと思ったし全体を通して丁寧に描かれていたと思う(小並感)。

視聴前は、現実の演劇の舞台に即した青春物なのかなあ、と予想していたが、1話Bパート辺りからファンタジック(?)な演出とぶっ飛んだ展開が続いて、ああそういう感じのアニメなのね、と理解。
その後もほぼ毎回レヴューが行われたが、演出にしろ、デザインにしろ、なんというか大昔にびぼんやりと観たウテナを思い出す内容だった、もはやウテナはまともに内容を覚えていないが・・・まあ印象が似ているといった感じ?

レヴューで戦う少女たちは、みな昨年の劇中劇で役を演じていた実力者という設定(?)どおり、それぞれがそれぞれの個性をもった強キャラ感があって良き、能力バトル好きとしてはどうしてもそういうキャラの個性は気になってしまう。

7話でのBパート最後や12話でのキリンの発言などからは、視聴者を舞台の観客とみなし、それもまた作品の一部としているように見えた。こういう演出は個人的に好きな部分。第4の壁を越えてくる的な?特に7話最後のところは全然予想していないところから急に来た感があったので、結構ビクッとした。
ちなみに今思うと7話のタイトルが「大場なな」となっているのは一応洒落だったのか・・?

もったいなく感じたのはクライマックスが少し雑(というか尺が足りなかった?)に感じた点。寧ろ描写の時間を短くして視聴者の想像に任せる的なものなのかもしれないが、、、自分はエピローグはじっくりねっとり具体的に描いて欲しい人なのでなんともしがたい。

また個人的な観点として、声優の伊藤彩紗が出演しているのが気になった。自分は一時期ミルキィホームズにはまっていたので、一応(?)ミルキィ声優(寧ろブシロ声優と表現すべきか?)たちが今現在どうしているのか、とかは定期的に気になってしまうところがある。特にこの子は主な出演作品は、何故かたまたま、大体観ているはずなので(ミルキィホームズ、バンドリ、スロウスタート、レヴュースタァライト)なんとなーくおっさん心的にうまくやっていけているかどうしても気になってしまう。これまでの作品を通じた印象としては、最初のミルキィのときには声優として生き残っていけるのか不安を感じたが、バンドリやスロウスタートのときには上手く感じたし、レヴュースタァライトでは最初どの子を演じているのかわからなかったので、まあ大丈夫なんじゃないかな。
個人的には、ありさやたまちゃんみたいな声の演技が好きだけど、そういう系の役を今後もやってくれるかどうかはわからないね。


ともかく貴重な連休の時間を費やして視聴した価値は結構あったんじゃないかな、チケットとれるのか知らんけど舞台も見に行ってみたい。


と思ったらつい昨日舞台やってて、しかもライブビューイングやってんじゃねえかあああああああああああああふざけんなあああああああ!!!!!!!
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